予備試験短答式を受験して

結果

 本日8月3日は2023年司法試験予備試験短答式試験の合格発表でした。

 結果から申し上げますと、合格でした。伊藤塾の自動採点では187点(法律科目148点)でしたので、ぎりぎり三桁合格ということになりそうです(予備校の解答は事後強盗の問題を間違えているようなので点数は多少前後するかもしれません)。

 

※追記

 やはり予備校の事後強盗の解答は間違えていたようで伊藤塾の自動採点も189点に変わっていました

 

受験雑感

 正直結構時間がたっているので覚えていない部分もありますが、おおむね受験時に感じた手ごたえ通りの結果という感じでした。一応昨年は部活動を引退してすぐに記念受験という感じで受けてきたので一応受験経験はあるのですが全く短答対策はしておらず当然撃沈でしたので昨年との比較、といったことはできませんのであしからず

 

受験までの過ごし方、対策方法など

 まず、前提として受験環境について少し記述します。私は法学部在学中の大学4年生で授業は週2回なので筋トレ以外の時間は予備試験の勉強に費やすことができるという環境で勉強していました。社会人受験生などと比べれば時間的にかなり恵まれた地位だと思います。なお、バイトは学業専念のため、4月から休んでいます。去年は103万の壁ぎりぎりまで働いた思い入れのあるバイト先なのでけっこうさみしかったですがボッチ耐性は強いほうなので特に人とのかかわりがなくなることでのストレスなどはありませんでした。ちなみに、コロナの時期に学部内の友人作りに失敗したため学部の友人は非常に少ないです。よって、することといえば勉強か筋トレか、という生活でした

 自分は短答式の相場感というものを知らなかったので結構早めに短答に着手しました。4月の頭には短答の肢別問題集に取り組みました。4月は論文7~8割短答2~3割で勉強し、5月も同様、6月からは短答と論文が半々の割合でした。

 6月に資格スクエアでやっている未来問を受けたところ、結構いい点数がとれたので「こんなもんか」といった感じで相場感を若干つかみました。この時点でこのままやってれば受かるだろう、と考えていたので結局短答本番まで短答に全振りすることはありませんでした。

 そしていよいよ7月に入り伊藤塾の短答模試を受験し、176点(合格推定点160点)とることができたので自分の対策は間違っていなかったと確信し、自身をもって本番に挑むことができました。

 そして本日無事合格発表にて自身の番号を確認しました。だいたい合格までに350~400時間くらい費やしたと思います。

 

 そして、対策に用いた教材ですが、私は資格スクエアという結構少数派な予備校を利用しているので資格スクエアが出しているアプリである「短答攻略クエスト」を用いて対策しました。このアプリと判例六法以外ほとんど使っていません。たまに基礎講義のテキストを見返したりしたくらいで特別短答のために教材を買い足したりはしませんでした。

論文への意気込み

 正直論文式の相場感もわからないので自分がどの程度やれるのかは未知数ですが、これから一層勉強を重ねて全力を出し切り、学部在学中合格の最後のチャンスをものにできるよう最後までもがきたいと思います